もの言わぬ犬の場合
今の状況を知るのは大変!
言葉で言ってくれればイイけど、
そうはいかないもんね。
犬も年をとると目と耳は悪くなるみたい。
老化ってそういうことだと
意識の上で分かっちゃいるけど
実際に体験していなかったら
本当には分からない。
亡くなったラブも耳と目はかなり悪かった。
後ろから呼んでいるのに
一生懸命あらぬ方向を探していたり
そう言えばよくしていた。
ラブは手を叩く音はよく分かったみたい。
声と手を叩く音って波長が違うのかな??
目も悪くて物にぶつかったり
頭もよく打っていた。
後半は何かにぶつかることにも
慣れていたみたい。(^^ゞ
食べ物をあげると
目的と少し位置が違うところで口をあけてたり・・・
食べ物から外れたところを
パクッとして何も口に入らなかったことも
多々あったな。。。。
そういう時ってラブも「ヘンだ・・」と思うのか
あちこちパクッパクッとするんだけど
何故か方角がちょっとずれていた。
見えないというより、正確に見えてない
という感じがした。
ラブは毎日側にベッタリといたから
気がつきやすかったけど、
おちゃちゃは自宅にいるから
なかなか分からなかったのかも知れないが・・・・
やはりラブと同じことしている。
後ろから呼ぶと何処から呼んでいるのか
方向が分からないようだ。
ペットドアでも目算が狂うのか
たまに頭をぶつけて、驚いて完全にひるんで後退する。
それからしばらくして意を決してまたトライしたりしてる。
今朝見たのは
最近おちゃちゃに対して態度が大きいパピに
ちょっと一発かましてやろう!としたのかどうか・・・
詳しくは分からないけど、
おちゃちゃが横にいるパピに口を開いて
威嚇をしようとしていたんだけどね・・・・
パピは小さいから下の方にいるのに
自分と同じ高さで口開いてた。。。。。
パピの姿を正確に把握していなかったんだ・・・・・
勢いも以前とは違って、ただ気持ちは分かる・・・
って感じの勢いだったし、方角が違うから
なんとも「まぬけ」な感じではあったけれど・・・
でも、その気持ちは分かったぞぉーーっ!!
と言ってやりたかった。
でも、側にいることは匂いで分かったのかな?
ソレしかないもんね。
ラブも目と耳はダメでも鼻は最後まで頑張ってた。
目と耳が悪くなると臭いに頼るためなのか
臭いに対しての執着は大きくなって
いつまでも同じ場所をクンクンとするので
イラッとしたことも何度もあったもんな。。。
おちゃちゃもそういうことあるのかも知れない。
ただね、昨日の夜
階段の上に出迎えに来ていたんだけどね、
初めて、ワン!って吠えてた。
「出迎えているぞっ!ココにいるぞっ!」って
言いたかったみたい。
パピや利華のチビ犬軍団はいつも帰ってきたら
わんこらわんこら言ってるけど、
おちゃちゃは無駄吠えはしない子だったから
そういう事言ったことがなかった。
なので、ちょっとビックリした。
ボケを疑われていることにムカついたからなのか・・・・
やっぱりボケているからか・・・・・
無理に今、結論を出す必要は無いだろう。
人間で言えば90歳オーバーなおちゃちゃだもん、
何があっても驚くことは無い。
決めつける必要も無い。
せっかく運命の出会いをして
16年一緒に暮らしてきたんだから
これからも一緒に
ゆっくりと時間の過ぎるのを楽しめば良い。
そう思うことにした。
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